宴会調理1年目
視野を広く、常に先を考える
入社1年目の新入社員にインタビュー。
学生時代とは比べものにならないほど日々頭を使っているとのことで、会社に入ってみての気づきを聞いてみました。
仮配属
レストラン調理
仮配属ではThe Grill on 30thのキッチンに配属され、食材の仕込みや朝食のセットメニューやコース料理の前菜の盛り込みを行いました。最初は器の場所から覚え、先輩に教わりながら仕事を始めます。
現在は宴会調理にいますが、同じ調理の業務でもレストランと宴会では営業時間の有無などにより、1日の流れが全く異なります。どちらのキッチンのやり方も見られたことは自分の勉強になりました。
本配属
宴会調理
本配属になってからは、焼く前の食材を準備して並べていくところを担当しています。
大人数の宴会にも対応するこの部署では、数の管理を間違えると大きなミスにつながりますので緊張感を持って仕事に臨んでいます。
また、向きをそろえておくなど次の工程を担う先輩が扱いやすいように気を配ることも意識しています。
INTERVIEW
インタビュー
入社を決めた理由
もともと宴会の大量調理に興味があったことと、多くの情報や技術が結集する東京で働きたかったことから、都内のホテルに就職できたらと考えていました。グランドニッコー東京 台場との出会いは、レストランキッチン2カ所と宴会キッチン2カ所の計4セクションを1週間ずつ経験する、1カ月間のインターンシップでした。各職場で出会った先輩スタッフが作る温かな雰囲気やチームワークの良さに惹かれ、「ここで働きたい!」とエントリーしました。
印象に残っている研修コンテンツ
入社してすぐの座学研修ではグループワークをする時間がたくさんあったのですが、そこで同期とは調理・サービス関係なく話せる仲になれました。今は仕事中にサービスの同期たちと関わることがほとんどないものの、館内で会って声をかけ合うこともあるので、最初の研修期間があって良かったと思っています。
会社に入って学んだこと
先輩から視野を広く持つことを教わりました。手元に一点集中するのではなく外に意識を向けておくと、他の人が受けているアドバイスを自分の学びにできることはもちろん、厨房全体で何が起こっているかを把握できるので、次にすべきことを考えやすくなります。
例えば冷蔵庫に食材を取りにいくときは、同時に在庫数もチェックしておくなど、チームでより効率よく仕事を進めるために常に一歩先を考えるよう心がけているので、だんだんと先読みする力がついてきました。
印象的な出来事
配属後まもなく、お客様の前でオムレツのサービスを行う機会がありました。自分たちが料理をお出しするお客様のお顔を直接見られて、「きれい」「おいしい」というお声をいただけたことで、モチベーションが上がりました。この経験をしてから、より気を引き締めて仕事に向き合えるようになったので、早いうちにお客様の前に出るチャンスをいただけたことは、本当に良かったと思っています。
休日の過ごし方
1日1回は外に出るようにしています。自然の多い場所で育ったので、緑を感じられる場所へ行くのが好きで、先日は高尾山に登りました。地元の友人と会ったり、宴会調理やペストリーの同期で女子会をしたりすることも多いです。話していると気持ちのリフレッシュができますし、それぞれがんばっている仲間たちの様子を聞いて刺激をもらっています。
FLOW
一日の流れ
※7:00に朝食、翌日も朝食がある場合
出社
火入れと盛り込みを開始します。
会場セッティング
宴会場へ料理を運びます。
朝食終了
片付け、翌日のスタンバイをします。
休憩
昼食を取ります。
仕込み、翌日のスタンバイの続き
食材は火入れ直前まで仕込み、翌日使う器やウォーマーを準備します。
業務終了
1日の振り返りを行い、改善点や成功事例をチームで共有します。
入社を考えている学生へ
学校で勉強した調理用語は仕事でもよく使うので、復習しておくときっと役に立ちます。
また、常に追究心を持って試行錯誤できる人が活躍していると感じるので、
私はわからないことを先輩に聞くときは一度自分で考えてみてからアドバイスをいただくようにしています。
自分が知らないことは質問するのが大切ですが、そのときまず自分で頭を使うくせをつけておくことで成長スピードが上がると思います。
学校で勉強した調理用語は仕事でもよく使うので、復習しておくときっと役に立ちます。
また、常に追究心を持って試行錯誤できる人が活躍していると感じるので、私はわからないことを先輩に聞くときは一度自分で考えてみてからアドバイスをいただくようにしています。
自分が知らないことは質問するのが大切ですが、そのときまず自分で頭を使うくせをつけておくことで成長スピードが上がると思います。